広葉樹のなかでも、特段に利用価値が高いとされるケヤキ。
お寺や神社、大きな民家などには、巨樹・銘木があり、森の中や都市の公園から村の民家まで、日本の至るところに見られます。
東北育種場と関係県では、ケヤキ優良形質候補木を181個体選抜し、増殖・保存を行っています。また、東北育種基本区ではケヤキモデル採種園造成に取り組んでいます。


広葉樹の採種園は、東北育種場内にブナの採種園があるのみで、東北育種基本区では他に造成されていません。そこで、どのように採種園を設計すれば良いのかなどの「採種園等の造成技術」や「検定技術」などわからないことが多いため東北育種場内にモデル採種園を造成します。モデル採種園から得られたデータはマニュアルなどにまとめられ、東北育種基本区の情報として県の採種園を造成する際のもととなります。また、広葉樹は種子を多量に、安定的に生産するための「着花促進技術」も確立されていないことから今後のさらなる検討が必要です